今日は、安倍総理に関するニュースをさくっと紹介。ライトな記事です。台風10号もきていて、休む暇のない総理。お大事になさってください。
紹介するニュース1
安倍総理の持病・潰瘍性大腸炎。患者が語る「ナイフで切られるような痛みと苦闘」
ヤフーニュースで女子SPAの記事が取り上げられていました。
記事引用
大手金融機関に勤める西原さん(仮名・25歳)が異変に気付いたのは、3年前。就活や卒業論文の制作に追われながらも、最後の学生生活を謳歌していた大学4年生の頃でした。 食事のあと軽い腹痛を感じるようになり、食事とトイレがセットのような日々に。最初は1日1回だった腹痛は次第に4回5回と回数を増し、普通の便ではなく下痢も混じるようになったといいます。 「当時は飲み会も多い時期だったので、『お酒の飲みすぎでおなかを下してしまったんだ』と思い、気にも留めていませんでした。ひどい痔に苦しむときもありましたが、だれにでもある症状なので、まさか自分が病気になるなんて考えていなかったですね」 しかし、飲み会の回数を減らしても症状はひどくなるばかり。食事量を増やしても体重は減少していき、西原さんの体重は1年間で75kgから60kgにまで落ちてしまったのです。また、この頃には便器を真っ赤に染める血便が定期的に出るようになっていました。
分かる、わかります・・・。つらいですよね。そして何よりも、この便器が真っ赤に染まるという体験は本当に怖い。これが精神的に辛い。みそじ男はもう逆になれてしまって、なんとも感じなくなってしまいました(むしろ、悪くなっているサインとして、ありがたいなぁと思うくらい。すぐ病院に行くようにしています。)
記事引用2
暗い日々を送るなか、担当医師や同じ症状を持つ患者から話を聞き、少しずつ自分の病気と向き合えるようになった西原さん。現在社会人3年目を迎え、薬の服用や食事コントロールを続けながら金融マンとして日々業務に励んでいます。 主食となるのは、炭水化物とエレンタール®配合内用剤。後者は消化をほとんど必要としない成分から作られた吸収の良い栄養剤で、フルーツトマト・青リンゴ・ヨーグルトなど10種類のフレーバーが展開されています。置き換えダイエットドリンクのような感覚で、昼食や夕食に取り入れているのだそう。
これも分かる。みそじ男はこの症状を抜け出せたので良かったですが、炭水化物しか食べれないときは地獄でした。難病キャリアを始めたきっかけもこれ。潰瘍性大腸炎になりながらも働くことはできる。それこそ安倍総理がやってるんだからね。でも無理は禁物。
紹介するニュース2
安倍首相が会見で語った「病状」が矛盾だらけ!「潰瘍性大腸炎の兆候」「体調異変」と説明した時期に連日会食、しかも仏料理にステーキ
literaさんというメディア。これはかなり悪意のある記事だなぁと、潰瘍性大腸炎患者ならではに感じたことがあります。
感想
病気なのに、お酒や肉頼んでるじゃん!病気、嘘じゃん!
という趣旨なんですが、みそじ男も経営者で会食が多いので、安倍総理が置かれている状況はよくわかります。
まず、第一、本当に食事制限をしなくてはならないような症状は相当重い症状のときです。以前のエントリーでも書きましたが、安倍総理はおそらく中等症から重症、重症だった場合は控えるはずですが、中等症なら多少の摂取をする人はいるはずです。
そして、潰瘍性大腸炎ではなく機能性胃腸炎ということが書かれていますが、潰瘍性大腸炎はそもそも完治しないので、再燃していないとしても、病気としては残り続けます。何も矛盾していないんですよね。ちゃんと勉強してから書いてほしい。
また、非常に良くない話ですが、会食の場で、食べないという選択肢もあります。もちろんお店なのでコースとしてサーブされることはあると思いますが、手を付けずに他に人に食べてもらうということもしたことがあります。(白いご飯と水だけ頂いて帰った会食もあります。お店と相手には悪いことをしたなぁと思っていますが)
お酒も注文はするけど、ほとんどチェイサー(水)ばかり飲んで、お酒は一口・二口しかつけないということもあります。だったら会食なんてするなよ、という話だと思いますし、みそじ男も何度もそう思いましたが、秘密の会合をしたい、食事やお酒を囲むから話せる話もある、というのが年配の方になればなるほど、考えとして多いことはよくわかります。
いずれにしても、この断片的な情報だけで、病気が嘘だと決めつけるのは良くないでしょう。かなり悪意のある文章だし、潰瘍性大腸炎を患いながらも経営者として会食もこなしている身としては、本当にわかってない記者だなぁとがっかりしました。メディア側も、ちゃんと記事チェックしたほうがいいですよね。視聴率高いからっていい加減な記事書くと、あとで痛い目見ますよ。
まとめ
ちなみに、何度も書きますが、とくに安倍政権に対してなにか思うことがあるわけでもないですし、支持しているわけでもありません。潰瘍性大腸炎という難病を患いながらも、もっともストレスのかかる責務を果たされた安倍総理をひとりのビジネスパーソンとしてとても尊敬しているという話です。
アリーヴェデルチ(さよならだ!)
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