本ブログを立ち上げてから、一つのメインテーマが潰瘍性大腸炎患者にとっての、家探しでした。住宅ローンがなかなか通らずかなり苦労してきたので、住宅ローンの記事メインになっていましたが、ついに引っ越すことができたので、そのことについても少しずつレポートしていきたいと思います。
潰瘍性大腸炎患者は何故会社から遠い家に住むのが良くないのか?
通勤時の満員電車がストレスになる
イギリスの心理学者が、
ストレスの大きさを下記のように表したことが一時期話題になりましたよね。
『通勤時の満員電車に乗ること』>『臨戦態勢に入った戦闘機のパイロットのストレス』
または
『通勤時の満員電車に乗ること』>『ジェットコースターが落下する直前の恐怖』×2倍
そうなんです。
通勤時の満員電車は、潰瘍性大腸炎を悪化させる大きな要因の一つだと思っていました。
みそじ男も潰瘍性大腸炎になってから、通勤時にお腹の調子が悪くなることが多くなりました。特に再燃しているときは、2駅に1回降りてトイレに駆け込むほど。。
毎日1時間電車に乗っていれば、1日2時間。
月40時間、年間500時間(年間の5%)は満員電車の中で過ごしていることになります。
年間の5%の時間の使い方を変えることができれば、
相当、自分の体に襲いかかるストレスを軽減することができるはず。
そう考え、会社の近くの家を買うことを決断しました。
自分のペースで出社できない
上にも書きましたが、再燃期はお腹がゆるく、
2駅に1駅のペースで下車してはトイレに駆け込んでいました。
しかし駅によってはホームからトイレが遠かったり、
トイレにたどり着いても空いてなかったりと、
苦労がたえませんでした。
また、いちいち電車を乗り降りするので、
通勤にものすごい時間がかかっていました。
結果、いつも通勤には通常時の2倍近く時間がかかっており、
自分のペースで出社できないことが多々ありました。
睡眠時間もすくなり、体調が更に悪化していったことを覚えています。
潰瘍性大腸炎患者が職住近接にして感じるメリット・デメリット
メリット① ストレスフリー
とにかくあの満員電車を朝から経験しなくてよいのは本当に嬉しい。朝から陽の光を浴びて、歩いて会社にいけることは健康にも良いですし、なにより臨戦態勢前のパイロット並のストレスを受けなくて良くなるのですから、一石二鳥だと思ってます。
メリット② トイレの心配が減った
会社に行くまでコンビニや公園のトイレの場所を把握しているので、お腹を下すことがあっても、安心して出社できるようになりました。また、お腹がいたくても、次の駅まで降りれないということもありませんので、不安もなくなりました。
さらに言えば、自転車を使えば数分で会社まで到着できるので、通勤中にトイレで悩まされることがほとんでなくなりました。
デメリット① 家賃が上がった
これは人によると思いますが、みそじ男の場合、都内勤務になるため、これまでよりは家賃が上がりました。ただ、持ち家にすることで、貯金感覚で住めるので、あまり問題には感じていません。
一方で、家の広さは多少目をつぶらないといけないですね。同じ金額でも、住める家の広さがぜんぜん違いました。このあたりはトレードオフだと感じています。
どうしても家族がたくさんできて、広い家に住む必要がある場合は、収入を大前提として広い家を探し、転職や起業をする必要がでてくるかもしれませんね。
デメリット② オン・オフの切り替えができない
みそじ男はあまり感じないのですが、同じ会社で働く潰瘍性大腸炎患者の方は、同じ理由で職住近接にしたのですが、あまりに会社と自宅が近いため、オンとオフの切替えがしにくいということを語っていました。
みそじ男はぶっちゃけ土日も関係なく仕事のことを考えていることが多いので、これまでもオン・オフの切り替えはあまりなかったのですが、そういうことを感じる方もいらっしゃるかもしれないですね。
まとめ
今回のエントリーは以上となります。
いかがでしたか?
引っ越しは簡単なことではないと思いますが、
ストレスが潰瘍性大腸炎を悪化させる一つの原因になっている可能性が高いことを考えると、職住近接による通勤のストレスを軽減させることは、QOL(クオリティオブライフ)を大きく改善する手だと思ってます。
ちょうど引っ越そうと考えている方はぜひ検討してみてください!みそじおとこ的にはとてもオススメできる打ち手でした!
アリーヴェデルチ(さよならだ!)
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