以前、有名人にも潰瘍性大腸炎患者が多いというエントリーを書きました。
そのときには、安倍首相や若槻千夏さんを紹介しましたが、ときどき潰瘍性大腸炎だけど活躍している芸能人ニュースをみかけるので、みかけたタイミングで紹介したいと思います!
プロ野球選手 安達了一選手
群馬県高崎市出身のプロ野球選手。
2012年にドラフト1位指名で入団以来、オリックス・バファローズに所属しています(2018年現在)。守備に対する評価が非常に高く、バファローズの遊撃手として活躍しています。
2015年のシーズン終了後のキャンプからトイレの回数が多くなり、2016年1月に潰瘍性大腸炎で入院したそうです。現在では復調しており、2016年7月にはリーグ月間MVPを受賞しています。
潰瘍性大腸炎で入院した年に、月間MVPを取るというのは、ただならぬ苦労があったんじゃないかと思います。。
逆転タイムリーで活躍
潰瘍性大腸炎を発症しながらも、逆転タイムリーを打ち、チームを勝利に導いたことがニュースに。
不振に陥っていた男の一振りがチームを救った。
1点を追う八回2死満塁でオリックスの8番・安達。内角のボールは当たってもいいくらいの覚悟でベース寄りに立ち、外角球に狙いを定めた。3球目の低めのカットボールに食らいつくと、打球は中堅手の頭上を越えた。「打ち取られたかなと思ったけど、神様が味方してくれた」。7月31日以来となるタイムリーが逆転の適時三塁打となった。
東芝から2012年にドラフト1位で入団。16年に国が難病に指定する「潰瘍性大腸炎」を発症し、病気とも闘ってきた。昨年までは試合中に脱力感を覚えて交代することもあり、ナイターの翌日のデーゲームはスタメンを外れることもあった。それでも、「同じ病気の人たちを勇気づけたい」とグラウンドに立ち続け、今季は選手会副会長として開幕からスタメン出場を続けてきた。
今月は打撃不振で出場機会が減り、「責任を感じて精神的に苦しかった」と明かす。この日もそれまで3打席凡退だったが、最後の最後でチームを勝利に導く一打。福良監督も「夏場で疲れもあると思うがよくやってくれた」と喜んだ。
【参考】
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180812/k00/00m/050/087000c
安達選手への潰瘍性大腸炎に関するインタビュー記事
IBDライフ(潰瘍性大腸炎に関するメディア)で安達選手にインタビューしている記事をみつけました。とても勇気をもらえる記事です!
「まさか、と思いました。まさか自分が」
ー診断をうけたときのことを教えてください。
2016年1月、28歳の時でした。症状が現れ始めたのは、その少し前で、2015年シーズン後の秋季キャンプ中。トイレの回数が徐々に多くなっていって、トイレに行きながらトレーニングをこなしていました。もともとお腹が痛くなりやすい体質だったので、すぐには病院に行かなかったんです。でも、その状態が続いて、1日20~30回トイレに行くようになって。かかりつけの内科に行ったら「潰瘍性大腸炎かもしれない」と。すぐに大きな病院に行くよう言われました。ー潰瘍性大腸炎のことはご存知でしたか?
知りませんでした。診断を聞いたときは、まさか、と思いました。まさか自分がそんな病気になるなんて。難病なんて、と。告知をされてから、病気のことや患者さんの人数などを調べましたね。気持ちの変化ですが…なったもんは仕方がないというか。深く考えすぎず、気持ちを切り替えていくようにしました。【参考】
IBDライフ
https://www.ibd-life.jp/proadvice/proadvice5.html
まとめ
潰瘍性大腸炎になりながらもスポーツの第一線で活躍している安達選手に今後も注目したいですね!ご自身のTwitterでも積極的に発信されているようなので、是非フォローしてみてください!
安達選手
@ryoichi3adachi
それではー
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