みそじ男は人材系の会社で働いており、更にその会社の中で人事の役割を担っています。そのため職業柄、どういった会社が潰瘍性大腸炎患者や難病患者にとって働きやすい会社なのか、ある程度わかったりします。口コミサイトの情報などを活用しながら、少しづつ働きやすい会社を紹介したいと思います。
みそじ男の前提
・30代前半、男性
・大手企業の上級管理職(自分で言うのもなんですが、ストレスが大きい役職)
・潰瘍(かいよう)性大腸炎
・潰瘍性大腸炎の罹患期間は2年弱
・現在は寛解期
・直腸型
・活動期は1日20回近くトイレに行っていたことも
・潰瘍性大腸炎が判明したときにポリープも切除【引用元】
過去の本ブログ
※難病で長時間ストレスフルな環境で働くことが難しい方向けにも参考になるように調べていこうと思っています。
潰瘍性大腸炎患者にとって良い職場とは
良い職場にはいくつかの条件がありそうですね。思いつく限り考察してみましょう。
業界・業種
潰瘍性大腸炎にとっての一番の天敵はストレス。だとしたら、あまり大きく仕事内容は変えないほうがいいと思うんですよね。業界の商習慣や専門知識などに精通していた方が立ち上がりも早いですし。
ただ一方で、潰瘍性大腸炎が活動期にあり、頻繁にお腹を下すときのことを考えると、極端に拘束時間が長かったり、自由が効かない(トイレに途中でいけない、自分の裁量で仕事を進められない)仕事は避けたほうが良いのではと思っています。
上記観点からできるだけ避けたほうが良い業界・業種
・飲食(接客職)
・アパレル(販売職)
・アミューズメント(接客職)
・美容・エステ(接客職)
・旅行・ホテル・空港(接客職)
・ブライダル(接客職)
・映像・テレビ・イベント(AD職・スタッフ職)
・建築(現場職)
・福祉・介護(現場職)
・運輸(配送職)
この業界はダメというには正直ありませんが、この業界のこの職種は避けたほうが良いのでは、というのはいくつかあります。例外もあると思いますが、基本的には自由が効かず、頻繁にお腹を下している時に仕事に支障がでるような業界・職種を選んでいます。
職種
上記で既に職種も書いてしまいましたが、業界よりも職種の方が大切なのではないかと思っています。

【見方】
仕事時間:残業の多さ
自由度:トイレの行きやすさ、休みのとりやすさ
肉体負担:肉体的負担の大きい仕事かどうか
※仕事のストレスは、その仕事の習熟度がどの程度あるか、また職場や会社の風土に起因するものですので、ストレスという観点は入れてません。みそじ男も昔は接客業をやっていましたが、慣れてしまえばストレス自体は全くありませんでした。ただ、トイレに行きたいときに行けないのはとてもつらいですね。
事務職はやっぱりいいと思います。事務仕事が多い、管理部門の仕事もお勧めできます。定型の仕事も多く、休みもそれなりに取りやすく、またトイレなども行きやすい職種です。会食が入ることもなければ、長時間外出することも少ないでしょう。他にも、企画系の自由の利く仕事はオススメできます。ただ、仕事の難易度は高いことが多いので、ある一定習熟度が高いことが大切になります。
風土・人
潰瘍性大腸炎にとってストレスは天敵。みそじ男は人材系の仕事をしていますが、人が辞める殆どの理由が、一緒に働く人との不和や会社の風土とのミスマッチです。どの業界や業種の風土がいいというのはありません。風土や人というのは、長い時間をかけて積み重ねられたものですので、会社ごとに全く違っています。1社1社口コミサイトなどを見て調査するのが良いと思います!
施設環境
1日8時間はいるオフィス。オフィス環境は意外にも大事です。特に潰瘍性大腸炎にとって、冷えは天敵。底冷えするような倉庫などで働いたり、長時間悪い姿勢になるような環境は避けた方がよいと思います。
本当に転職するのがいいのか
大事なので何度も同じ話をしますが、潰瘍性大腸炎にとって、一番の天敵はストレスです。みそじ男も経験がありますが、転職はそれなりに心理的負荷がかかります。新しい環境ですので、人間関係もすべてリセットされますし、会社ごとに独自ルールや風土があるため、慣れるまでには時間がかかります。もし、今の会社に大きな不満がないのであれば、無理に転職しないほうが良いかと思います。
一方で、上記に書いたようなことが当てはまるようであれば、試しに転職を初めてみてはいかがでしょうか?別に転職活動をすること自体は自由です。色々な会社の話を聞いてみて、今の会社と比較してみることも大事だと思いますし、選択肢がある事自体はストレス軽減に繋がると思います。転職活動してみて、やっぱり今の会社のほうがいいと想うことも多々あると思います。
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私自身がそうですが、専門性も身に付きますし、自分の裁量で仕事を進めることができるようになり、とてもお勧めです。一般的なナビサイトに比べ、圧倒的に管理部門の求人が多いので、健康を優先して働きたい方は、登録をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?次回からは、リアルに1社1社比較をしてみたいと思います。結構口コミサイトをみるとリアルな情報が書かれています。難病を持ちながらもしっかり働けるような人が増えるよう、私もわたしなりの情報提供をしていきたいと思います!
それではー
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