今日は珍しく真面目な感じの雑記を。こんな記事を読んだのがきっかけでした。
潰瘍性大腸炎の世界市場は2027年まで年平均成長率5.3%で成長する見込み(PR Times/ Report Ocean)
医療が進化しているのは嬉しいことですが、病気関連の市場が大きくなるというのはどうしても100%ポジティブには捉えられないですよね…
潰瘍性大腸炎市場が増加しているという記事への所感
潰瘍性大腸炎の世界市場は、
2020年で53.9億$(6000億円)
2027年で83.5億$(1兆円)
と、5.3%の成長率。(成長って表現は嫌ですね…)
最早難病とはいえないレベルで潰瘍性大腸炎患者が増えているなぁと感じています。
当ブログでよくとりあげる住宅ローンをはじめとして、潰瘍性大腸炎患者向けの保険商品など金融商品の整備のニーズは益々大きくなりそうですよね。潰瘍性大腸炎患者は、定期的な検査や、規則正しい生活、ストレスの削減ができていれば、健常者に近い死亡リスクになるのでは?と個人的には思っています。
しかしながら、今の住宅ローンや保険商品は、潰瘍性大腸炎患者にとても厳しく、非常に高い費用になったり、そもそも申しうこむことができないといった結果も待ち受けています。一方で薬や治療法は年々進化しており、プロスポーツ選手や芸能人、経営者でも潰瘍性大腸炎でありながら、大活躍している人も増えてきています。
↓潰瘍性大腸炎患者でも組める住宅ローンのまとめ記事はこちら
※2022年4月更新【解体新書】潰瘍性大腸炎患者は団信(団体信用生命保険)に加入し、住宅ローンを組めるか(※随時更新)
そう考えると、潰瘍性大腸炎患者だからといって厳しい条件でしか住宅ローンや保険を提供できない会社は選ばれなくなり、正しくリスクを見積もり、潰瘍性大腸炎患者も生態系に取り込むことができる会社が選ばれていくのではないでしょうか?望むは完治する治療法ですが、それまでは医療だけでなく、各種金融機関の皆さまとも、共存していくことが、潰瘍性大腸炎患者が幸せに暮らし、働ける未来につながると思っています。
アリーヴェデルチ(さよならだ!)
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