みなさんは『トイレカード』ってご存知ですか?最近、高橋メアリージュンさんの発言で、一気に注目を浴び始めました。まだ、みそじ男の手には届いていないのですが、多くの人に知ってもらいたいので、簡単にレポートしていきます。
トイレカードとは
トイレカードについて説明していきます。
トイレカードの概要
トイレカードとは、潰瘍性大腸炎の患者会「かながわコロン」さんが作成したカードです。神奈川を拠点とする潰瘍性大腸炎患者の患者会だそうです。もちろん、神奈川県以外の方もOKとのこと。

引用元:かながわコロンさん
http://kanagawa-colon.com/toilet-card/
もともと、潰瘍性大腸炎患者の方のツイッターで、トイレに関する悩みがツイートされ、そのツイートをもとに、本会の会長の方がトイレカードを作成したとのことです。すごい行動力ですね。
高橋メアリージュンさんが、そのことに対して発言したことは、ニュースになっていました。芸能人の影響力はすごい・・・ひとりでも多くの人が、この病気のことを知ってくれると嬉しいですね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000064-dal-ent
参考:デイリースポーツ
高橋メアリージュン、トイレ優先カード実現願う
潰瘍性大腸炎「こういうのがあれば…」
トイレカードの法的な力
法的な力はありません。ボランティアベースで作られているものなので、これをかざせば100%トイレに入れるわけではありません。潰瘍性大腸炎でなくても、並んでいる人はきっとお腹が痛くて並んでいるので、急いでいることにはかわりありません。私自身、潰瘍性大腸炎になる前からお腹は弱く、よくトイレの列に並んでいました。そんなときに、このカードをかざされて、有無を言わさず割り込まれたら腹が立つと思います。
一方で、まだ耐えられるというレベルの腹痛のときもあるので、そういったときは譲る、くらいの緩い使い方になるのではないでしょうか?
女性の場合、とくに行列ができることが多いので、このカードは役に立つような気がしますね。
潰瘍性大腸炎患者向けトイレカードの入手・利用方法
トイレカードは簡単に入手できるようです。
トイレカードの請求方法
返信用封筒に82円切手(10月1日以降84円)を貼り、かながわコロンさんに送るだけで、カードを入手できるようです。どのようなカードかはわかりませんが、カードの印刷費はかながわコロンさんが持ってくださっているのではないでしょうか。大変ありがたい話です。
詳細は下記よりアクセスして確認してください。
http://kanagawa-colon.com/toilet-card/
トイレカードの使い方
届いてみたら実際に試してみたいと思います。(お腹が本当に痛くて困ってるときに使います。実験的に使うのは、悪意のある使い方なので。最近潰瘍性大腸炎が再燃気味なので、不幸中の幸いかも知れません・・・)
どうやらサンキューカードというのとセットのようです。譲ってもらえたらサンキューカードを渡すルールなのかな。ただ、10人並んでいたら10人にサンキューカードを渡すのかな。このあたり使い方難しいですね。自分で実践してやってみたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?治療法の改善はどんどん進んでいるようですが、こういった対処療法的な解決策も進んでいるのはとても良いことですね。薬の開発は、一定運の要素もあると思っています。開発に相当時間がかかるでしょう。薬の開発が劇的に進まなくとも、こういった助け合いで、潰瘍性大腸炎患者が生きやすくなる社会が形成されることはとてもいいことだと思いました。
アリーヴェデルチ(さよならだ!)
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