みそじ男は既に結婚していますが、潰瘍性大腸炎だと診察されたのは、結婚する前、つまり奥さんと付き合っている最中でした。ありがたいことに、潰瘍性大腸炎だと知った上でプロポーズを受け入れてもらえたのですが、潰瘍性大腸炎患者の人との結婚ってどうなのか、当事者の妻に聞いてみました。
前提:潰瘍性大腸炎とは
以前、詳細に関しては下記記事で紹介していますので、お時間あれば御覧ください。
http://nambyo-career.com/2018/02/21/entry2/
http://nambyo-career.com/2018/02/22/entry3/
潰瘍性大腸炎は近年20-30代で急増している国指定の難病です。国民200人に3人が罹患している病気です。腸の炎症が原因で、下痢や血便、発熱などの症状を引き起こします。原因不明で完治が難しいため難病指定されていますが、腸が炎症する活動期に対し、健常者とほぼ変わらない寛解期もあり、寛解期であれば仕事も含め日常生活で困ることはあまり多くはありません。
結婚して困ったこと

あくまでも、みそじ男の妻の主観です。
体調を崩しやすい
「お腹痛い」「お尻が痛い」「体がだるい」など、調子が悪いときは調子が悪く、遠出をするときに気を遣うそうです。
保険が高い
みそじ男はたまたま病気になる前に、最低限の生命保険・がん保険は入っていたのですが、死亡保険は入っていませんでした。死亡保険の見積もりをとってみると、なんと一般の人の2倍近くの費用になることが判明。現在も複数社から提案を受けており、潰瘍性大腸炎でもリーズナブルに入ることができる保険を探しています。
《18/09/09 追記》
今はこの商品無いかもしれませんが、神のような生命保険を見つけました!
刺激物は食べられない
刺激物、とくに辛いものは大腸や直腸・肛門へのダメージが大きく、潰瘍性大腸炎になってからは極力避けるようにしています。とはいいながら、カレーや酸辣湯とかは食べてますが。
医療費が若干高い
内視鏡検査に関しては、みそじ男の希望もあり1年に1度は必ずやるようにしています。(お医者さんからは2年に1回でもいいよー、と言われていますが、何かあってからでは遅いのでしっかり検査を受けています。)また、薬に関しても、服薬遵守した方が寛解期が続く、という研究結果を知ってからは、しっかり服薬するようにしています。
結婚して良かったこと・意外に大丈夫だったこと

結婚して良かったこと・意外に大丈夫だったことについてももらいましたー
お酒を(ほぼ)飲まない
昔は飲酒量が半端なかったが、病気になってからお酒を飲まなくなった。(みそじ男の奥さんも、そんなにお酒を飲まない)外食をしてもお酒を飲まないので、外食費は減っている気がする。
無駄に健康意識が高い
食生活や適度な運動など、健康でいようと努力をしているようにみえるようです。睡眠時間なども確かに気をつけています。健康に対する感度はめちゃくちゃ上がりました!
普通に住宅ローン組める(可能性がある・・・)
家を買う上では避けては通れない住宅ローン。これもなんとかクリアできました。特にメガバンク系の住宅ローンには感謝。恩返しじゃないですけど、メガバンクの住宅ローン使おうと思ってます。
《追記 18/09/09》
住信SBIネット銀行の住宅ローンで通りそうです!疾病保証付きなので、とてもうれしい><このあたりは別記事でエントリーしているので、もしよければ御覧ください!
普通に働いてくれる
活動期のときは結構つらいですが、寛解期のときは普通に働けます。極力ストレス溜めないように気をつけていますが、短時間で成果を出そうと意識が変わるので、大分ビジネスマンとしても力が付きました。
まとめ
いかがでしたかー、今回はリアルな嫁の声をお届けしてみました。意外にも、『潰瘍性大腸炎 結婚』で検索してくる人が多いのですが、ひとことだけ言いたいです。
結局のところ、目先のメリット・デメリットではなく、その人と一生一緒にいたいと思うなら、結婚したほうがいいんじゃないかと思います!潰瘍性大腸炎はなんとか付きあっていける病気だと思いますよー。
それではー
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