※本シリーズの総まとめ編を公開しました!
http://nambyo-career.com/2018/05/05/entry-22/
現在、私自身、マンションの購入を検討しています。(このバブル期に買うのか、という話は本ブログではしません笑)潰瘍性大腸炎は難病と指定されているため、住宅ローンや団信(団体信用生命保険)への加入は不安です。現在進行中ですので、徐々にローンや団信の結果について報告したいと思います。
住宅ローンとは
マンションや戸建てを購入するときに利用する《ローン》のことを《住宅ローン》といいます。自己資金で数千万円する家を買うのは、普通のサラリーマンには難しいですよね。私もとてもじゃないけど、自己資金だけでは買うことができません(涙)住宅ローンは、銀行が住宅を担保に購入者に対してお金を貸すローンなので、銀行側も貸し倒れリスクが低いと言われています。銀行側にとってリスクが少なくなることもあり、低金利でお金を借りることが出来るのが特徴です。2017年・2018年時点での金利は0.5~1.0%と、とても低く、最近では0.4%台の金利のものも出ていますね。
団信(団体信用生命保険)とは
団信(団体信用生命保険)とは、住宅ローンを借りた人が亡くなった場合や高度の障害状態になってしまった場合に、金融機関が残った住宅ローンを支払ってくれるというものです。住宅ローンを銀行から借りる場合、多くのケースで団信の加入が条件とされています。結婚をされていて、奥様やお子様がいらっしゃる方にとっては、住宅ローンを借り、団信に加入した上で、マンションや戸建てを購入することは、人生の中での一つの大きな仕事と考えている方も多いのではないでしょうか?縁起でもないですが、潰瘍性大腸炎である私自身も、いつ自分自身の身に不幸が起こるか分からないので、元気なうちに家族のための家を購入し、何かあっても大丈夫なよう団信に加入しておきたいと思っています。
ワイド団信とは
団信の中には、通常の団信よりも審査が緩くなるかわりに、住宅ローンの金利が高くなる《ワイド団信》というものがあります。潰瘍性大腸炎患者は団信に加入できない可能性があり、あわせてワイド団信に申し込むケースが多いようです。
生命保険には引受緩和型と言って、健康状態での保険の引受け範囲を広げているものがあります。健康体や通常の生命保険に比べると保険料は割高になりますが、通常の生命保険には加入できないが保障を確保したいという方には役立っている保険です。
昨今、団信にもこの引受緩和型があり、一般的には「ワイド団信」と呼ばれています。糖尿病、高血圧症、肝機能障害など健康上の理由で通常の団信に通らない場合でも、加入条件が緩和されたワイド団信で受けてもらえる可能性があるというものです。通常の団信に通らなかった場合の住宅ローンの借入れのもう一つの方法は、このワイド団信付きの住宅ローンの利用です。
告知項目は、通常の団信とほぼ同じで、「3ケ月以内に医師の診察を受けていないか」、「3年以内に2週間以上の治療はないか」、「障害はないか」というような内容です。このくらいなら加入できる、という明確なラインは明らかにはなっていませんが、引受範囲を広くしているということで、通りやすいものと考えてください。
団信の保険料は、通常銀行の負担です。そのため、ワイド団信付き住宅ローンの場合には、適用される住宅ローンの金利が、通常よりも0.2~0.3%高くなります。また、申込みできる年齢の範囲がありますので注意してください。
現在、メガバンクをはじめ、一部の地方銀行、ネット銀行でも取り扱われています。病歴があるからと言って、通常の団信に通らないとは限りません。一般の団信とワイド団信では引受会社が異なるので、再度の申込が必要にはなりますが、まずは通常の団信に申込み、診査が通らなかった場合にこのワイド団信に申込みするという手順が良いでしょう。団信は万一の場合に役立つものです。告知義務違反(虚偽の告知をすること)で保険金がおりないようなことがあれば、大変な思いをするのは遺族ですので、正しく詳しく告知を行うようにしましょう。
【参考】
All aboutマネー
https://allabout.co.jp/gm/gc/412927/
団信の審査はやや厳しい
現在マンションの購入を考えているので、住宅ローンや団信の審査をしています。(現在進行中)本ブログではリアルな結果を公表していければと思っています。
2018.9.9時点で審査をお願いしている住宅ローン・団信
・ソニー銀行&ソニー生命→仮審査でNG
・三菱東京UFJ銀行→仮審査OK
・三井住友銀行→仮審査OK
・みずほ銀行→仮審査NG
・りそな銀行→仮審査NG
・住信SBI銀行→仮審査OK
・千葉銀行→仮審査待ち
担当の方から教えてもらったこととしては、団信の審査は厳しいそうです。ただ、潰瘍性大腸炎の方でもワイド団信だけでなく、団信に通った事例もあるとのことでした。この内容で困っている同じ仲間もたくさんいるのではと思っています。
《18/09/09更新》
みずほ銀行やりそな銀行は仮審査で弾かれました。みそじ男の潰瘍性大腸炎はかなり軽い症状だと思うんですよね。銀行というよりは住宅ローンを引き受けている各保険会社の問題だと思うんですが、ぶっちゃけリスク取らなさすぎだなーと思っています。潰瘍性大腸炎って、すごい増えている病気だし、これから患者数増えると思うんです。でも死亡率が高いわけではない。本当にちゃんと審査しているのかな?ちゃんと病気のこと理解しているのかな?環境変化に適応出来ていない生命保険会社はこの先潰れるんじゃないかなーと感じました。殿様商売で生きていける時代はとっくに終わってますよー。もしこの記事をみてる生命保険の方いたら、いますぐ見なおした方がいいですよー。あと銀行の住宅ローン担当の方も、提携する生命保険会社考えないと、お客様から選ばれなくなっちゃいますよー。
と怒りをぶちまけてみました。笑
まとめ
本ブログをはじめたきっかけでもあるのですが、潰瘍性大腸炎という病気はカラダの苦しみだけでなく、ココロの苦しみも与える病気であり、少しでもその苦しみを取り除ければ嬉しいな、と思っています。潰瘍性大腸炎患者やその家族にとって、団信の加入や住宅ローンを組むことは、その苦しみを少しでも取り除くことにつながると思っています。今後のローンや団信の診断結果をお楽しみに!
それではー
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