今回も、潰瘍性大腸炎を患いながらも団信付き住宅ローンが通っている例を紹介していきたいと思います。
過去のエントリーはこちら。よくまとまっているのは解体新書の方だと思います!
※2021年5月更新【解体新書】潰瘍性大腸炎患者は団信(団体信用生命保険)に加入し、住宅ローンを組めるのか(※随時更新)
潰瘍性大腸炎患者は団信(団体信用生命保険)に加入し、住宅ローンを組めるか 読者の投稿編
潰瘍性大腸炎患者は団信(団体信用生命保険)に加入し、住宅ローンを組めるか 読者の投稿編2
もしお時間ある方、成功事例を知りたい方はこちらの例をお読みください。みなさんと同じように経験談ある方は是非失敗も成功も含めて、コメント欄に投稿いただけると嬉しいです。責任持ってまとめさせていただきます。
潰瘍性大腸炎患者が団信付き住宅ローンに通ったケース
今回は本ブログへのコメントではなく、yahoo知恵袋や他掲示板で見つけた投稿となります。投稿の情報量が少ないものはこちらで排除しており、一定の文字数・またほかユーザーからへの質問への答え具合などからステマではないかどうかを判定しています。
潰瘍性大腸炎患者だけど団信付き住宅ローンに通った例1
時期:2020年1月
銀行:埼玉りそな銀行
生命保険:第一生命
潰瘍性大腸炎の症状・病歴:潰瘍性大腸炎軽症、寛解期5年以上
年収:約500万
年齢:30代前半
借入額:2000万円
金利:0.475%
潰瘍性大腸炎患者だけど団信付き住宅ローンに通った例2
時期:2021年1月※最新情報!
銀行:みずほ銀行
生命保険:第一生命
潰瘍性大腸炎の症状・病歴:潰瘍性大腸炎 寛解中 経過観察中、3ヶ月に一度通院、投薬中
年収:不明
年齢:不明
借入額:不明、中古マンション購入
金利:0.525%
その他:がん特約(0.2%上乗せ)はNG
潰瘍性大腸炎患者でも住宅ローンに通る3つの考察
今回は事例が2件のみなので、なんとも言えないのですが、その中からわかることを考察したいと思います。
考察1:第一生命は通りやすい
借り入れする金融機関は、生命保険会社とタッグを組んでいるのですが、その生命保険会社が病気のリスクを判定しているようです。今回の成功事例2件はいずれも、第一生命さんでした。
そう考えると、銀行軸で選ぶのでなく、第一生命さんが団信を引き受けてくれている銀行を探すほうが得策なのかもしれません。もちろん、カーディフ生命さんや日本生命さんなどでも、潰瘍性大腸炎患者だとしても団信付き住宅ローンが組めているケースがありますので、複数の生命保険会社と相性が良さそうです。
考察2:寛解期は維持しておきたい
過去の事例をみてもそうですが、寛解期を維持していたり、寛解に向かっている方が借り入れをできているように思います。
症状の重さにもよりますが、潰瘍性大腸炎は不治の病ではあるものの、しっかりと規則正しい生活や投薬を続けていれば、再燃する確率は低く押さえられるのでは?と実体験上思っています。
もし今潰瘍性大腸炎で苦しんでいるけど、団信付き住宅ローンを健常者と同じ金利で借りたいと思っている方がいれば、まずは寛解を目指すことが大切かもしれません。是非お医者様の定期的な診断と、処方の結果をもらっておくことを忘れないでくださいね。
考察3:低金利の住宅ローンで通る
今回の2事例とも、金利が0.5%前後と健常者が組むことのできる、団信付き住宅ローンの金利と大きく変わりません。ワイドなどでしか組めないとなると0.2-0.3%あがっていきます。
潰瘍性大腸炎は医師の指示をしっかり守り、定期的に内視鏡検査を受けていれば大腸がんも未然に防げ、再燃もできるだけ抑えることができる病気です。むしろ健常者の方より、定期的に診断をしたり、健康的な生活を送ることで、死亡リスクは少ないかもしれません。
上記は流石に私の潰瘍性大腸炎びいきが強すぎますが、それでも健常者と同じ0.5%前後の低金利で住宅ローンを組めることは間違いなさそうです。
こんなに低金利で申し込める時代は過去にほとんどありませんでした。その分マンション価格も高騰していますが、資産として価値があるのであれば私はこの金利なら借り入れたほうが最終的には得だと思っています。
過去の事例をまとめたエントリーはこちらですので、是非お時間あれば合わせて読んでみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回も潰瘍性大腸炎患者が低金利で団信付きの住宅ローンを組むことができるのかを調査してみました。住環境というのはストレスにも大きく影響すると思います。
今はコロナの影響もあり、リモートワークやテレワークになっている潰瘍性大腸炎患者も多いのではないでしょうか?だからこそ住宅はとても大事だと思いますが、高い金利でローンを借りてしまえば、そのあと結局ストレスで悩むことになります。
潰瘍性大腸炎もしっかりと向き合い、ポイントを押さえておけば、健常者と同じように低金利で団信付き住宅ローンを組める可能性が高くなるはずです。
審査ロジックは潰瘍性大腸炎の原因のようにブラックボックスなので完璧な攻略法はありませんが、成功事例は年々増えているように感じます。
みんなで事例を集め、潰瘍性大腸炎患者が生活しやすい世の中を作れたら幸いです。
アリーヴェデルチ(さよならだ!)
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